体感!がっかりイリュージョン

先日職場を歩いていたら、進行方向にこんな光景があった。

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ぎょっとした。おサセだ。とんでもないおサセ*1がいる。
我が職場のドレスコードはそれほど厳しくないのだが、皆それなりに真面目というか、大人しい格好をしているので、こんな肩と腹をディスクローズドにしている女性などついぞ見たことがない。アラいいですねというよりもなんちゅう度胸だ!すげえなオイ!というきもちで横を通りすぎようとすると、

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おサセちがった。ごめんなさい。まったくおサセじゃない。
なんてことはない、カーディガンの淡いオレンジやベージュの部分が、遠目には肌が出ているように見えた、というだけのことだったのだが、かなり近づくまで、こんなきちんとしたカーディガンを着ているようにはまるで見えなかったのだ*2。自分の目と脳がまんまと騙されたわけだが、驚きの後にモヤモヤが残った。おサセは確かに存在した。存在したはずなのに、観測したら消えた。シュレディンガーおサセ

その後すこし落ち着いてから、あ、これが「はだか色の服」ってやつか、と思い至った。

この記事をはじめて読んだときにはいまいちピンと来なかったが、今ならわかる。確かに、はだか色は、ある。無駄に読点を打って強調したいぐらい、ある。体感しよう、がっかりイリュージョン。

*1: (c) 世界のヘイポー

*2:なお、裾のリブまでベージュ色が掛かっていることで、きちんとしたタイトスカートが腰ばきに見えたことも、より一層おサセ感に拍車をかけていた