ランボー怒りのカフェカーテン
先日書いたように、自宅内の仕事スペースが眩しくてしかたないのでカーテンを買おうとしている。当初は、小窓だし手ぬぐいでもくくり付けておけばオッケーじゃねぐらいに思っていたのだが、いざ合わせてみたら全然大きさが足りない。きちんとサイズを測ってみると、いわゆるひとつの*1カフェカーテンがぴったり合うようだ。
カフェカーテン…。
カーテンコーナーの片隅に鎮座する、にくいあんちくしょう。カフェカーテン。
こういうイメージ
わが人生でこれまでまったく縁のなかった代物である。まさか今世のうちに、カフェカーテンの購入を検討する日が来るとは思いもよらなかった。生きてみるもんである。
で、いざカフェカーテンを吟味してみると、あいつらみーーーんなヒラッヒラしてやがんのな!!ヒラッヒラのフリッフリのスッケスケであり、おいお前なんだその草木っぽいデザインの刺繍は、校則違反だ!没収!!!と心の笛をピッピピッピしたくなってくる。中にはシンプルなものもあるが、よく見ると端が ⌒⌒⌒⌒⌒ ←こうなっていたりするんである。ワンポイントで友達に差をつけちゃう女子か。さすがはカフェカーテン、「カフェ」を冠するだけのことはある。燃すぞ*2。
こういう気持ち、なんか過去に経験あるなと思い返してみたら日傘である。あいつらもまた、揃いも揃ってヒラッヒラフリッフリメルヘン刺繍だった。私が欲しいのは日差しを遮る機能であってガーリー機能ではない*3。ガーリーは蜷川実花に任せておけばよいのだ*4。日傘はヒラってないものもそれなりに売っていたので難を逃れたが、カフェカーテン。ネットで画像検索している限りでは、なかなか厳しい闘いになりそうだ。いっそ布買うか。
そういえば昔、デイリーポータルZで小野法師丸さんがハンカチやシュシュがパンティに見えるという記事を書いていたが、カフェカーテンの生地もかなりのパンティ度だと思う。ホームセンターや家具屋が送りだす、窓に飾るためのパンティ。世界はワンダーに満ちている。