6月購入予定タイトル

ドリフ! ドリフ! 表紙はデストロイヤー様!
すぐ読みたい派のわたくしとしては通販やぁよモードを発動し、書店なりコンビニなりで迅速に購入する所存*1




以下、コミック作品における歳の差恋愛*2についての駄話。
恋は雨上がりのように』は女子高生・あきら(17)がバイト先のファミレス店長(45)に想いを寄せるストーリーだが、この片思いの着地点としては

1. 本命 恋は成就しなかったけど、各自前向きにやっていくエンド
2. 対抗 いったん「付き合う」という体を取ってみるものの、最終的には1.に収束
3. 大穴 まさかの結婚エンド

って感じだろうか。
すでにあきらは店長に想いを伝えているので、あとは店長がそれに応えるかどうか(あるいは、応えるとしてどこまで行くか)がキモ。陸上競技をケガで断念したあきら、作家になりたい夢を引きずっている店長というキャラクターからして、この恋を通して過去に何らかのケリを付ける展開になるだろうし、恋の行く末よりもそっちに重点が置かれるかもしれんが、ストーリーの序盤であきらに告白をさせてしまった以上、その結末を示さないわけにはいかないだろう。

で、最近、谷川史子先生の『清々と』という作品を読んで、ああこういう歳の差恋愛のたたみ方っていいよなぁと感心しまして。こちらは憧れの高校に入学した主人公・清(さや)が、生物の本八幡先生*3を好きになるという物語であるが、以下ネタバレ。
高校の3年間、先生を想い続けた清は「相手に想いを伝えないまま卒業する*4」と決心をするものの、卒業前にふと口をついたように告白してしまう。それに対する先生の返答は、付き合うとか付き合わないとかにはいっさい触れず、好意を寄せてくれたことに対する感謝の言葉と、自分の教師人生で清がどれほど特別な生徒であったかという、清にとってある意味最高の賛辞をね!送るんですよ!
現実問題、年上のひとの頼りになる様子を見てポッとなってしまう子ってのはまぁいるわけで*5、そこで大人さんサイドがその気になればお付き合いもたやすい*6。それだけに、『清々と』では、本八幡先生のアンサーは清の成熟度を慮ったものでとても素敵だと思ったんであった。そんなわけで、『恋は~』の展開についても、ピュッアーなあきらちゃんを思いやったものになってほしいなと思っている。

*1:いろいろと問題のある再販制度ではあるが、ネット通販でもリアル店舗でも売価が変わらないってのは一消費者にとってはありがたい限りですぜ

*2:というか片思い

*3:すげー名前だ

*4:先生とどうこうなりたいわけじゃないし、迷惑をかけたくないから、という…Oh!乙女!

*5:高校時代の友人などを思い出しつつ

*6:こちらは大学時代の友人などを思い出しつつ