ああ、これがあの

近場の温泉宿に来てるんですけど、日付変わって昨夜の「ドキュメント72時間」は別府温泉の公衆浴場が舞台で、やたらと人懐こいが悲しい過去を持つ常連のおじさんがいて、というかあの番組基本的に闇要素集めてきてんなって、スタッフ絶対狙ってんだろって、今回とかエンディング曲(名曲)流れてるところにポンポン複雑な人をダイジェストで持ってきてんのとかこれ絶対闇撮れ高もったいねえなのMOTTAINAI精神だろとしか思えなかったですが、とにかくそのコミュ強闇おじさんがある日浴場に来て開口一番「アンニョンハセヨ!」って言ったのね、たぶん別府だと韓国からの観光客が多いからだろうし実際その日も来てたんだけど、その韓国からのお客さんに気づく前からだからかなり脈絡なく「アンニョンハセヨ!」って連呼してて、それでまあ番組終わって私もひとっぷろ浴びるかーつって大浴場に向かう廊下で前から来たおっちゃんと目が合って、あ、と思った瞬間に「アンニョンハセヨ!」って言われたのね、いやこれ盛ってなくてガチで、まったく脈絡なく「アンニョンハセヨ!」って、そのとき私は思ったね、「なるほどこれが噂のメンタリズムか」と。


メンタリズム - はてな匿名ダイアリー

ところで、今あなたの頭の中に流れている音楽はこの曲ですね?


ドキュメント72時間 「川べりの家、」生ライブ

これがメンタリズムです。

町の平和を守るため

国内某地に旅行に来ている。
旅先の楽しみと言えばペイチャンネル。と言っても実際に番組を見るわけではなく、なんとも味わい深い言葉たちがきらめく番組表を眺めるのが好きなのである。

今回グッと来たのはこちら。
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ブスは通報。
ブスは通報。
大事なことなので2回言いました。

良いお年を。

どこにでもあるような 家族の風景

サッカーや野球において守備がガバガバの状態を「ザル」と呼びますが(例: 「今年のグランパスーー過ぎて夫が悲しんでた」)、先日ホムセンで購入したパンチングタイプのザルの穴が妙にでかく、もずくを水洗いしたら3割ほど流失する事案が発生し、「ザルじゃねーかこのザル!!!」と叫びました。ザル界のザル。

スペースの有効活用(多少の犠牲を伴う)

美容院での出来事です。

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バックナンバー│リンネル(Liniere)│宝島社の女性ファッション誌
gyazo.com

思った以上に「リネ」か「リンネ」でいいっぽかった。
「ル」は犠牲になったのだ…。


リンネル 2016年 11 月号

リンネル 2016年 11 月号

宮崎あおいさんがクッソ可愛かったです。

理屈じゃないのよ 体がうずくのよ

愚痴りたい。
いきなりすみません。愚痴りたいんです。愚痴りたいけどイマイチ上手く愚痴れないということをこの場で愚痴ります。ここまでですでに「愚痴」が5つ、あ、今のを入れると6つか。この後さらに増えることが予想されるが「このエントリで最終的に何個の『愚痴』が出てくるかな? 当たった人にはカラースタープレゼント!」みたいな企画はしません。カラースター買ったことねぇし。

過去のブログ記事にちょろっと書いたことがあるが、副業というかダブルワークをしている。夫の仕事の関係で東京から八丁味噌県に引っ越したのを機に仕事を辞め、かねてより憧れのあった某やりがい搾取業界に身を投じたのだが、未経験ということもあり非正規の職しか得られなかった。週29.5時間勤務*1のパートさんで残業もなく、在宅時間が非常に長い。前職では社畜精神まるだしで終電土日出勤当たり前だったことから時間をもてあまし、前職のツテで在宅ワークもやることにした、という経緯だ。

で、前職の「外注さん」という立場になって仕事をしていると、色々と気になることが出てきた。自分が発注側にいた経験があるために「これでいいのか??」と思うこともあるし、在職中は気にしていなかったが受注側の目から見ると「これは…どうなんだろうな??」と思うこともある。内情が分かっているから気楽かと思いきや、半端に内情が分かっているだけにモヤモヤが発生するのだというのは、やってみてはじめて気づくことだった。

じゃあそうやって発生したモヤモヤをどうするか。基本的には自分の内部でがんばって解消するようにしている。その処理が限界に達した時にパート先の同僚さんや夫に愚痴を聞いてもらったりするわけだが*2、これが非常にめんどくさい。いや愚痴っといてめんどくさいって何様だよってのは自分でも分かっているんで本当にすみません、でもめんどくさい。当たり前だが夫も同僚さんも異業種かつ他社の人なわけで*3、業界の慣例だの前職の社風だの人間関係だのをすっ飛ばしていきなり愚痴の本丸だけ話しても上手く伝わらないのだ。靴下を10枚重ね履きした上から指の股を掻きむしっているかのような、あるいは長さ5mの孫の手で背中を掻いているようなもどかしさ。なぜ掻く例えばかり挙げたかというと、今ちょうど肘の内側にあせもができてかゆいからである。三十路半ば30代も半ば*4であせもはなかなか恥ずかしい。あせもクリームの「赤ちゃんにも使えます」を見るたびに「3X歳児ですまんな…」という気持ちになる。

話が逸れた。個人的に愚痴の効用は「言葉にすることで状況整理が捗ること」だと思っている。自分の内部だけでグツグツに煮えたぎってしまうと思考がどんどんエスカレートしていって、相手に対する怒りとか、理不尽なレベルの要求とかに結実しかねずあぶない。他人に話すためにはアッツアツのやつをクールダウンする必要も生じるし*5、その過程で「思ってたより大した話でもなかったのでは?」「そこまで相手に求めるのは酷では?」などと気づくこともできる。ただそれを背景を共有していない人にやろうとすると、前提条件等を含めて「言葉にする」作業量が大きくなり、かつ聞いてくれる相手の負担も非常に高くなるのであまりよろしくない*6。よろしくないと分かっているので、なるべくはしょって「5分で分かる俺の愚痴」みたいなダイジェスト版の愚痴をこしらえるのだが、結果だいぶスッキリはするものの、モヤモヤがどこか残ることになる。残モヤ感である。ノコギリヤシは効くのだろうか。

あとこうやって書いていて気がついたのは、問題解決を目的としない「愚痴」だけでなく、単純な「疑問」「トラブルシューティング」でも、いきなり発注担当者に聞くことになるのも地味〜〜にストレスということだ。「いやそこは聞けよ」とお思いかもしれないが、はてな匿名ダイアリーで例えると*7「トラバってどうすればいいの?」というのをいきなりはてな社窓口に問い合わせるようなもんで、意外としんどいんですよ。ちなみにトラバは本文かタイトルにURLを入れればよいので覚えておきましょう。

退職して初めて気がつく、前提を同じくした同僚のありがたみよ。たぶん今の状況だと、前職の元同僚と一発飲めばほぼ解決しそうなもんだが、問題は私が八丁味噌県にいるということである。この物理的距離!!! とはいえ現在も愚痴を聞いてくれる人が周囲にいるだけで十分ありがたいことであり*8、その点には深く感謝しつつ、あまり負荷をかけないように自戒しておきたい。

結果発表:このエントリに含まれる「愚痴」は16個でした! 商品はありません。

*1:社会保険加入の対象にギリギリならないアレですね

*2:もちろん詳細は適宜ぼかしつつですよ

*3:自分自身もすでに前職の人間ではないわけだが

*4:三十路警察に検挙されました。→"三十路半ばであせもはなかなか恥ずかしい。"←三十路警察です。三十路は三十... - 働きたくないでござる - 斗比主閲子 - はてなハイク

*5:と書きながら思ったが、アッツアツの状態のまま他人に見せる人もいる気がするので、これは「あまりかっこ悪いところは見せたくないナ」という私の見栄っぱりな性格が奏功しているだけかもしれない

*6:そういえばうちの姉は、自宅で愚痴る際には登場人物紹介(氏名・役職・家族構成・趣味等)から始める大人物だった。聞く側はとてもしんどかった

*7:唐突

*8:もちろん向こうが愚痴る時もあり、それはちゃんと聞いています